FCバルセロナ レビュー blog

リーガエスパニョーラ、FCバルセロナ大好きな31歳。バルセロナ全試合の記録

震災から6年。あの日に決意したこと。

東日本大震災から、本日で6年が経ちました。

 

一瞬の出来事が、一生を変え、

一日の出来事が、人生を変えました。

たくさんの大切な命がこの世から無くなってしまいました。

ご冥福をお祈りいたします。

 

人生って、ほんとによくわからないものだなぁと感じます。

どうすれば、何をすれば、正解なのか。

何が正しいのか、

何が間違っているのか。

 

たとえば、震災のことを記事に書くこと、これすらも、正解か間違っているかはわからない。

自分自身、迷いましたが、

 

「言葉にして残すことの大切さ」

 

を優先させようと思い、かきます。

 

私は、2011年3月11日は、会社員として働いていました。

 

そして、この日が人生を一番大きく変えることを決意した日となりました。

 

その日までの自分は、

「自分の想いや、やりたいこと」

などとはあまり向き合って来なかったのかもしれません。

 

自分との対話、という人生で一番大切なことから目を背け、自分とは違う人との対話により、周りに合わせながら生きてきたのだと思ます。

 

小学校、中学校、高校、大学、就職活動、就職と、

ごくごく一般的な平均的な道を歩んできました。

 

そのときそのときで、大切な仲間や大切な思い出はあり、充実していました。

 

だけれども、実際就職してみてから特に、「このままでいいのか?」、

 

その自分への問いは絶えることなく、毎日のように自分と無意識に対話してました。

 

「オマエのやりたいことはなんだ?」

 

そんなことを強く、問いかけたとき、

 

「この場所には自分が求めている道や答えはない」

 

そう直感的に感じました。

 

 

毎朝1時間半前に出社し、会社のこととスキルを上げるための勉強をして、働きまくった僕なりの結論でした。

 

そう感じたある日、大学の先輩から、NPOへの誘いがあり、参加してみると、たくさんの刺激ある出会いに溢れ、

 

自分が知ってる世界ではなく、自分の知らない「外の世界」と接して、自分のやりたいことをひたすらに進んでる人や熱い思いを持つ人との出会いから、心がゆさぶられ、自分の心の中にあった気持ちがゆっくり目を覚ましました。

 

安定を求め、つぶれない会社を選び、そのままずっと会社にいて、結婚、子育て、出世という道を歩むと思っていた自分。

 

しかし、心の奥底では、


「自分にしか歩めない道」

 

先が見えなくても「一日一日を悔いなく思いっきり生きる人生」を歩みたい自分がいました。

 

しかし、会社からは2年目からは埼玉方面全部担当を任すといわれ、引き継ぎも増えてしまう。一年目は特に担当もなく新規開拓をしていたので、やめるなら、一年目のうち。

 

年明けから悩み続け、残り一か月をきり、そろそろ決断しなければいけないときに、悩みすぎて体調も悪くなり、会社に休みをもらいました。

 

それが、2011年3月10日。

 

しかし、この日も結論は出ず。

2011年3月11日も休みをもらい、翌週に結論を出さないと、一年目のうちには、

辞めれない。

 

その日は自宅を出て、外でPCと向き合いながら、気持ちを言語化していました。

 

会社を辞めるのは、正直怖すぎて、両親や友人、会社でお世話になった上司、仲の良かった同期になんと言えばいいのか、、、

 

でも、会社を飛び出してチャレンジしてみたい。。。。。

 

悩んで悩んで、考えまくっていたときに、

 

 

東日本大震災が起きました。

 

 

東京にいても驚くような揺れで、何事かとテレビを見ると、恐ろしい光景でした。

 

まるでドラマや映画、架空の世界のようなことが現実で起こり。

 

驚きや悲しみと同時に、

 

決意しました。

 

 

「チャレンジしよう」

 

 

いつ終わるか本当にわからない人生に、悔いだけは残したくない。

 

残されて、生きてる自分にはきっと意味があって、悩んできた時間にも意味があって、

 

この日に結論を出そうとしてたことにも意味があって。

 

「自分でないとできないことがきっとあるはず」

 

そんな根拠もないことを信じ、今までの社会が与えてくれた道に乗っかるのではなく、

 

自分で道を切り拓く側になれるように。

 

翌出社日に退職届を出し、

 

上司のおかげで2週間で会社を辞めることができ、2011年4月1日からフリーで独立して生きることになりました。

 

 

そして、会社を辞めて初めて行ったプロジェクトが、NPO BE PROJECTの一員として、震災復興のチャリティーイベント「風穴」を4月17日に主催し、

そこから、今の本業でもあるイベントプロデュース業につながります。

 

こんなにも、人の心を動かし、人のチャレンジを応援でき、勇気を与える力がイベントにあるのだと感動しました。

 

イベント業だけでなく、

「人の可能性や魅力を発揮させる」ためにカウンセリング、コーチングを事業として取り入れ、渡米して最先端の心理学ベースの自己開発プログラムを学んだり、日本国内のコーチング、ヒーリングで結果を出してる方に学びました。

 

 

独立してからの2年ほどは、自己投資、人脈形成をしながらなので、経済的にも苦しい時期になりましたが、3年目から形になり始め、いろんな事業を行いながら、6年目の今は事業が軌道に乗り始めました。

 

 

事業がうまくいき始めたのは、自分の力ではなく、


「運」と「周りの人のおかげ様」と

「諦めなかったから」だと思います。

 

才能とか、頭のよさとか、そういうことではないのだと強く体感しました。

 

 

 

あの日、覚悟を決めて、決断して本当によかったなぁと思います。

 


 

私の事業のビジョンは、「安心して笑って暮らせる社会を創る」

 

そして、ミッションは「人の可能性や魅力を最大限輝かせる」

 

この二つを大切に、これからも自分の事業を大切に育てていこうと思います。

 

 

3年前の3月8日、大親友が事故で亡くなり、本当に辛かったです。

 

 

たった一つの命が無くなっただけで、こんなにも辛いのに、東日本大震災ではどれだけの悲しみや苦しみに見舞われたのだろうと思うと、想像できません。

 

 

 

 

ただ、いつまでも悲しんでいることはできません。

 

 

 

 

 

生きてれば、楽しいだけでなく、辛いことも同じように訪れ、

 

 

 

進めば進むほど、いろんなことが訪れます。

 

  

 

そのときに支えとなるものは、自分が歩んできた道であり、周りの人であり、

 

一番大事なのは、


「自分がどういう風に生きていきたいのか」


という自分で決めた、自分の道しるべが大切になるのだと思います。

 

 

「自分は何のために生まれ、何をしたいのか」

 

「自分は、何をもって覚えられたいのか」

 

 

この二つを胸に忘れず、自問自答し続け、自分にしか歩めない

悔いのない人生をこれからも歩んでいこうと思います。

 

自分の人生だけれど、自分だけの人生ではなく、少しでも、周りにプラスの影響を与える人生を生きれたらなぁと思います。


 

まだまだの自分なので、これからも限界を超えるチャレンジしていきながら、一歩

一歩自分の人生を歩んできます。 

 

長い文章お読みいただきありがとうございました。


最後に大尊敬する、三浦和良選手の言葉を。

 

「常に何かに挑戦していれば、輝きは失われない」