リーガエスパニョーラ第4節 バルセロナvsバレンシア
こんにちは。
バルセロナ、19/20シーズン、第4節が日本時間で4:00にはじまりました!
バレンシアとの第4節。
それでは、フォーメーションの確認です。
3-4-3
アンスファティ グリーズマン C.ペレス
アルトゥール デ・ヨング
ジョルディ・アルバ ラングレ ピケ セメド
テアシュテーゲン
3-4-3でしたが、前節とは、メンバーチェンジがありました。
前線のラフィーニャが移籍のため16歳のアンスファティを先発に抜擢。
また、セルジロベルト から前節活躍したアルトゥール に変更され、左にアルトゥール 、右にデヨングに変更。
ベンチには怪我から復帰したルイススアレスが戻り、楽しみなベンチメンバーでした。
結果は、5-2の勝利。
それでは、勝手に感想&批評(5段階評価) 5が上。
■GK
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(3点)
数回ビッグセーブをし、悪い流れを引き止めました。足元のうまさやセービングはどれをとっても素晴らしかったです。失点はなす術なし。
■DF
ネルソン・セメド(3点)
前節からパフォーマンスを上げ、攻撃でも数回はしっかりアクセントになり、ポスト直撃の惜しいシュートも。
ペレスとの連携がもっと増えれば、右サイドの崩しが怖さが出てくるかなと思います。
ジェラール・ピケ(4点)
2失点はDFリーダーとしては責任あるかと思いますが、後半の点が欲しいタイミングで得点を決め、試合を楽にしてくれました。
クレマン・ラングレ(3点)
危機管理能力がずば抜けていて、守備の要として機能してました。
バルサの戦術として、サイドバックが攻め上がった後のカバー、ブスケッツが真ん中にいないときの中盤のDFが穴になるため、失点はしょうがなかったかなと思います。
ジョルディ・アルバ(3点)
前節から、パフォーマンスが向上し、攻撃面で左サイドのアクセントになり、アンスファティへのサポートがあったからこそ、得点に繋がったのだと思います。
メッシとの連携が待ち遠しいなと思います。
■MF
セルヒオ・ブスケツ(3点)
試合に安定感をもたらし、守備でも攻撃でも楔となり、試合を安定させていました。
前節はマンツーマンくらいでブスケッツにマークがついていたのもあり、今節は比較的自由にプレーしてました。
アルトゥール (3点)
前節のパフォーマンスに引き続き、好パフォーマンスを発揮。左インテリオールは、アルトゥール に固定して欲しいと思えるくらい連携の良さやバルサらしいポゼッションに貢献してました。欲を言えばもっと得点に絡むプレーを。
フレンキー・デ・ヨング(4点)
代表からの調子の良さを引き継ぎ、好パフォーマンス。1得点1アシストという結果も素晴らしかった。周囲との連携もよくなり、試合に出れば出るほどもっと良いプレーになるという印象。ピポーテの位置の方が良さは出るかと思いますが、楽しみです。
■FW
カルレス・ペレス(3点)
得点に直接はからんでないですが、間接的にサポートし、攻撃の一つのアクセントには少しはなれていたかなと思います。
ただ、仕掛けが少なく、カットインのワンパターンは読まれているので、らしい仕事はほとんどできてなかったかなと思います。
アントワーヌ・グリーズマン(3点)
得点こそしてないが、CFのポジションをしっかりとこなし、守備でも献身的にこなし、スアレスへのアシストやアンスファティの得点に繋がるスルーなど要所要所で良さを出していた。
スアレスが復帰したため、純粋なストライカーと組むグリーズマン の良さがこれから楽しみ。
アンスファティ(4.5点)
16歳にて、先制点の1点と追加点の2点目のアシストは、素晴らし過ぎるパフォーマンス。
ドリブルでもアクセントを加え、相手にとって嫌なプレーヤーになれていた。
満点にしてもいいくらいでしたが、不用意なボールロスト、守備での献身性などが次第点のため、少しだけマイナス。
フィジカルを鍛え、メッシなどから学ぶこれからが楽しみです。
■途中出場
ルイススアレス(4.5点)
開幕戦で怪我してからの、試合。かなり絞られていた印象で、気合いが入っていたのが見えました。
途中出場で2得点は流石過ぎます。
ストライカーとして世界最高レベルにいることを改めて示しました。
ラキティッチ(3点)
移籍騒動が落ち着き、ようやく出場。
ベテランらしく落ち着いたプレーでした。
先発で観たい選手なので、チャンピオンズリーグに期待。
アルトゥーロ・ビダル(3点)
相変わらずのハードワーク、献身性でチームにダイナミズムをもたらしてました。
バスの精度もとても高く、もっと沢山の時間をみたい選手です。
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総評としては、ベティス戦に続き、5得点の大勝で、攻撃陣の好調さが出ていました。
サプライズは、前節に続き、アンスファティ。
これからが楽しみすぎな選手です 。
ポゼッションも75%以上がバルセロナが支配し、ブスケッツ、アルトゥール 、デヨングという3人の世界最高レベルのテクニシャンが揃い、バレンシアを圧倒していました。
デヨングは右のインテリオールの方が動きやすそうで、早速得点にも絡み、自身も初ゴールを決めました。
アルトゥール は、ジョルディアルバやアンスファティを活かすポジションで動き、バルセロナらしいアクセントになってました。
前半直ぐに点を決めれたのが大きかったのと、追加点のタイミングがどれも良かったです。
二失点の守備は昨年からの課題で特にサイドを崩される後の、中の硬さが少ないなと。
ビダルのような選手がいないと失点はなくならないかもしれません。
セメドもクロスボールへの対応が悪いんだよなぁ。
後半のルイススアレスは、圧巻でした。
見るからに身体を絞っており、怖さを感じました。
そして早速ファーストプレーで得点を決め、追加点もさらに決め、恐ろしい選手だなと。
この3人の連携がうまくいけば間違いなく世界最高レベルになると。
CLでは、スアレス、グリーズマン 二人の連携が肝になると思いますが、とても楽しみです。
ラキティッチが出場してくれたのは、個人的にとても嬉しかったです。
デヨングも素晴らしい選手ですが、守備能力や献身性を比べたらラキティッチが圧倒的に高いので、うまくローテーションしながら使ってもらえたらと。
中盤は、アレニャやカンテラからはプイグもいて、むこう5〜6年は安泰じゃないかなと思います。
来季の補強は、CFとCBだけで大丈夫なんじゃないかと。
カンテラのアンスファティとCペレスが前線での補強にもなり、グリーズマン デンベレがいて、ベテランのメッシ、スアレス。
サイドは人数揃ってるため、若いCFの選手だけでok。
守備も右はセメド、ワゲ、セルジロベルト 、
左はジョルディ、ジュニオルフィリポ、
さらにレンタル移籍中のミランダも3年後にでも戻ってくるでしょう。
世代交代もうまく進みつつあるバルサ、今季こそ、最低2冠、目指すは3冠目指して、リーガ、チャンピオンズ、コパを制覇してほしい!