言葉に出来るは、武器になる。
最近、特に思うのが、一言の重み。
誰が、どんな思いで、その言葉を話してるのか。
同じ内容でも、そのことに対しての考えや想いの深さで、伝わる「量と質」が大きく変化して行くなと想います。
軽いなぁと感じてしまう言葉は、ちっとも心に残りません。
たった一言でも、一生涯、心に残るような言葉を発せる人がいる。
信頼や誠実さは、言葉の響きで大きく変化していきます。
僕自身、仕事としてカウンセリングやコーチングするときは、クライアントさんの言葉の響きをとても大切にしてます。
そのことが、本音なのか嘘なのか、カウンセリングモードになり聞けば、響きですぐわかります。
色んな講師の声を聞くたびに、重みがある人と、ない人の違いがとても明確になります。
あぁ、この人は向き合ってない人だなぁというのがわかるときも多いです。
逆に、あっ、この人の言葉には真実味がある、と感じる人もいます。
その違いは、もしかしたら、悩んできた量かもしれません。
自分らしく働くこと、に関しても何となく悩んでる人と、とことん向き合いながら見出してく人とは、雲泥の差があります。
それは現実を見ればすぐわかります。
お笑い芸人でも、とことん笑いと向き合ってる人はやはり面白いし、ただ職としてなってる人とは何かが違います。
どんな仕事にもそれは当てはまり、思考の幅が大きく関わってくるなぁと。
タイトルに書いた、言葉に出来るは武器になる、は本のタイトルの名前ですが、数年前におそらく出版されてかなり売れた本で、ここ数ヶ月で目にして、今年一番の本だなと思うくらい、素晴らしい本でした。
上っ面だけは、僕はとても嫌いです。
薄っぺらいのも、とてもとても嫌です。
考えが深い人ほど、尊敬します。
向き合ってきたことの深さは、ときにしんどい作業になりますが、それでも向き合い続けるのは素晴らしいことだなと思います。
人生とは?
仕事とは?
自分とは?
自分らしさとは?
心とは?
30年間、様々なことと向き合いながら、自分なりに答えを見いだし、生きてきてます。
これは、年数の問題ではなく、向き合う時間が大切だなと思います。
これからも、人生で出会う色んなことに向き合いながら、自分なりの答えをしっかりもっている、かっこいい大人になりたいな、と思います。